いもはぜオヤジの自由研究

やきいもとコーヒーが好き。がらくた集めも好き。

食品衛生責任者の養成講習を受講した

焼き芋は保健所への届け出の義務はない。(食品衛生法上)

でも消費者に食品を提供する責任として、食品衛生の知識は必要だろう。

というわけで食品衛生責任者の養成講習を受けることにした。

 

そして無事「終了証書」をいただきました。

う~ いろいろ知識がついた。

f:id:ptgj:20180425110030p:plain

あと、施設を作って営業許可申請を出せば、いろいろな商売ができちゃいます。

でも、ここでSTOPですね。(本業があるので...)

 

食品衛生責任者講習の内容

公衆衛生学、衛生法規、食中毒、表示、食品添加物、自主管理、苦情への対応、食品による事故発生時の対応。過去の事故事例。

その他、事業系ごみの適正処理マニュアルの説明

 

受けてみてた感想

食品取扱者としての衛生管理や手指に付着した黄色ぶどう球菌を1/100万にする上手な手洗いの方法など食品や施設を衛生的に保持するための知識がついた。

人の髪の毛、鼻、顔、には黄色ブドウ球菌が付着している。この黄色ブドウ球菌が増殖した時に毒素(エンテロトキシン)を量産する。菌は熱に対して弱いが毒素(エンテロトキシン)は耐熱性である。

 

基準をいくら決めても最後は人だという事故の話しも印象的だった。

2000年に14,000人が被害にあった雪印の「低脂肪乳」の集団食中毒事件。HACCP(ハサップ)の承認を最初に取得した衛生管理のトップランナー雪印。しかし工場長をはじめ従業員はエンテロトキシンに関して熟知していなかったばかりか、「細菌から発生する毒素は加熱しても毒性を失わない」という基礎知識が欠落していた。脱脂粉乳の細菌数が同社の安全基準を上回り、本来廃棄処分すべきにもかかわらず「加熱殺菌すれば安全」と判断し、細菌数が規格を上回った製品を原料に再利用し出荷した事件。

 

衛生法規でなるほど思った条文

食品、器具等の取り扱い原則<第5条、第15条>

「食品や添加物の製造、加工等は、清潔で衛生的に行わなければならない」また「器具及び容器包装は、清潔で衛生的でなければならない」

食品衛生法に違反した者は名称等の公表<第63条>

厚生労働大臣内閣総理大臣および・・・食品衛生法に違反した者の名称を公表し、食品衛生上の危害の状況を明らかにするよう努める」

これを別名「さらし首」と呼ぶ。法律で決まっているので必ず公表しなければならない。大きな会社の場合は記者会見で「ごめんなさい」を行うことになる。

今まできちんとした会社だから記者会見しているのかと思っていたが、法律で決まっているから、やりたくないが仕方なく記者会見しているそうだ。

 

 

「魔法の世紀」違う光と違う音を聴く世界

YouTubeでメディアアーティストの落合陽一氏の講演を聞いていると
「あっこれだ!」とういう深い共感があった。

 

落合氏の話しで共感したところは、こんな話し。
”今、同じ光と同じ音を聴く、もしくは同じものを見る世界があって、それが映像の世紀。それが20世紀で終わったなら、これから先は違う光と違う音を聴く世界になるんじゃないか。それを「魔法の世紀」と呼ぼうというのが、僕らの持っている考え方のひとつです。


スピーカーって、今は全員に音を鳴らす装置じゃないですか。そうじゃなくて、ある一点だけで音がする装置を作ろうと。「今、僕はあなたの右耳だけに話かけていますよ」と言っても、絶対そんなことないですよね。でも、そういうことができるようになる。”

 

それは、川崎の生田緑地にあるプラネタリウムが古かった2011年頃の体験談。

f:id:ptgj:20180415152037p:plain

1人でプラネタリウムに行って最後列の椅子に座って星空を楽しんでいた時、

おだやな声の男性の解説者が、夏の夜空の天の川を投影しながら

織姫と彦星の話しを始めた。

f:id:ptgj:20180415152814j:plain


突然、若い女性囁き声が自分の左の耳元で聞こえた。

「うふっ! 織姫彦星だって!


横を見る誰もいない

それはとてもときめくような声

全身に鳥肌が立って動揺した。

プラネタリウムで同じような経験があるわけではないが

はるか昔の純情だった頃に、この一言で瞬間的にタイムスリップした気分になった。

若い時期の男女の距離感というか関係性や、時間が経過し通り過ぎて忘れ去っていたことを再び思い出した感じ。

 

この時の衝撃を受けた経験を数人に話したことがあるが

うまく伝えられないことに気付きその後誰にも話さなくなった。

一生懸命説明すれば説明するほど相手が引いていく雰囲気があった。

この話しは経験した自分以外に理解されないだろうと思っていた。

  

しかし、落合陽一氏は一言で簡潔に説明していた。

「魔法の世紀」という表現で。

そうだ、あの時トントコおやじは「違う世界の音」を聴いて魔法にかかったのかもしれない。「違う世界の音」を1回聴いた経験者だ。

 

絵にするとこんな感じ

f:id:ptgj:20180415145650j:plain

この時聴こえた「違う世界の音」声の特徴は

自分に直接語り掛けいるような圧倒的臨場感だ。

  1. その声は、片方耳だけに聞こえる。
  2. 頭の位置をちょっとでも(数センチでも)動かすと全く聞こえなくなる。
  3. 声の大きさは、周りの人に声が聞こえないように話す控えめな囁き程度。
  4. 声の距離感は、すぐ真横で耳から数センチの距離で話すような距離感。

 次は、落合陽一氏の語る「違う世界の光」を見てみたい。

 

清原さくら祭りは昨年より人が多くにぎやかだ

昨年に続き、今年も「清原さくら祭り」に行って来た。

桜の花が散った曇り空の日曜日の午後2時、人出がどのくらいあるのか気になって。

今年も会場の西側にあるカルビーさんの広い駐車場が無料開放されていました。

 

開花の予想が外れ祭りが一週間遅くなってしまったにもかかわらず、予想以上に人は多かった。遠くのステージから元気なカラオケの声も聞こえてにぎやかだ。

 

しばらくすると、とても歌の上手な女性の声が聞こえた。

「すごく上手な人が歌ってますね」と売店の女性に話すとなんとその方を知り合いでした。「あのひとは〇〇さんで元バスガイドさんなんですよ」と教えてくれた。

さすがバスガイドさん。歌の上手い人がうらやましい。

f:id:ptgj:20180408155554j:plain

 

ちょっと歩くと焼いものぐちさんのお店を見つけた。

 

ちょと話を聞いた。

すると

昨日の土曜日の午前中は今日よりもっと人が多かったらしい。

でも残念なことに午後になって雨が降ってきて

人がいなくなり早々に店を閉めたそうだ。

f:id:ptgj:20180408155338j:plain

今日は曇り、お客さんも多い、良い日だ。

 

コーヒーカウンターを使いやすく改良してみた

コーヒーカウンターによく使う珈琲道具をひとまとめにしたら、珈琲を淹れるのがとても楽しくなった。特にノックBOXはドリップ珈琲のカスをフィルターに入れたまま水切りしたり余った珈琲や冷めたお湯を捨てたりできて便利だ。

でもしばらく使っていると使い勝手の良くない部分に気付く、そこで今回改良することにした。

 

使い勝手の良くない部分とその改良内容

・右側の棚が縦方向なっていて出し入れしにくい。

・南向きなのでコーヒー豆に直射日光が当たる

 ➡正面に配置変更

 

・出来上がったコーヒーを置く場所が狭い。

 ➡正面に横長の板を追加してコーヒーカップが置けるようにした

 

・棚の段数がちょい不足。

 ➡棚を1段追加し高くした

f:id:ptgj:20180408163914j:plain

 

・棚板を追加したので手元がちょっと暗い。

 ➡LED照明を埋め込み

f:id:ptgj:20180408164114j:plain

下から見るとこんな感じ。天井の照明だけでは影がでてしまうので棚の下にLED照明をで部分的に照らすので明るくて使いやすくなった。

f:id:ptgj:20180408195002j:plain

棚を正面から見るとこんな感じ

f:id:ptgj:20180408195228j:plain

 

LED照明をちょうどよい長さに調整しているところ。

ちょっと手間だがそれも楽しい。

f:id:ptgj:20180408155736j:plain

 

今回は家族の評判が良かったのでよかった。

 

ちょっと遅かった桜まつり

宇都宮の桜の満開は昨年より10日も早かった。

桜の木には もう葉っぱがいっぱいだ。

桜まつりの予定を開花のタイミングに合わせるのは難しいようだ。

f:id:ptgj:20180407165920j:plain

 

今日は朝早くから焼き芋販売の準備を行った。

いも吉さんのお手伝いだ。

8時20分 準備完了。

f:id:ptgj:20180407165808j:plain

販売開始は9時からなのでまだまだ時間がある。という事で

近くを散策することにした。

なんか、いい感じの階段発見! 登りたくなった。

f:id:ptgj:20180407170025j:plain

階段の上には なんと 立派な公民館。

f:id:ptgj:20180407170131j:plain

 

さらにその左上に坂道を上ると立派な幼稚園と神社があった。

山の上にある立派な幼稚園なので写真をパチリと撮りたかったが、さすがに幼稚園の写真は撮るのをやめた。変なやつと思われそうなので。

 

山の上から下にある会場を見るとけっこう人が集まっていた。

あれっ そろそろ戻らないと まずいかも?

f:id:ptgj:20180407193122j:plain

 

まだ9時になってないのに、もう販売を開始していた。

戻ると お客さんが いっぱい。

時計を見るとまだ20分前だ。

開始時刻が繰り上げになっていた。

トントコおやじも販売をお手伝いした。

f:id:ptgj:20180407165359j:plain

 

「しょうちゃん」というマスコットも登場し会場を盛り上げた。

f:id:ptgj:20180407170400j:plain

 「しょうちゃん」は宇都宮商工会議所のキャラクターで商工会議所の商(しょう)をとり「しょうちゃん」にしたそうだ。

「しょうちゃん」は動きがかわいらしいだけでなく思いのほか力持ちで俊敏さも兼ね備えていた。ちびっこを逆さまに持ち上げてからのゴマちゃん抱き、さらにスタスタと歩いてやさしく着地。トコトコ誘導されれて歩いていたキャラクターなのに急にやんちゃぶりを発揮したりして面白かった。

 

11時にはみんな売り切れ。

閉店ガラガラ。

f:id:ptgj:20180407193528j:plain

 

会場:はまつ斎苑

ここは年に3回イベントを開催している。4月、8月、11月

一番多いのは夏祭りで昨年は6000人集まったそうだ。

 

 

 

 

紅はるか入荷し焼いも再開

鬼ちゃんマークの紅はるかをいも吉さん経由で入手したので焼き芋を再開することにした。今シーズンこれで100kgになる。

f:id:ptgj:20180331193402j:plain

ヒーターも温度計もばっちりなので低温障害の心配はもういらない。

 

唯一の心配はLPガスの残量だ。

f:id:ptgj:20180331200210j:plain

手で持つとボンベがとても軽くなっている。

ゆすってみると底の方にほんのちょっとだけ液体が入っているような感触がある。

LPガスのボンベには「充てん期限 平30-2」と書いてある。

 

心配なのでガス屋さんに電話して聞いてみた。

すると「期限を過ぎるとそのまま充填できません新品のタンクを購入するか耐圧検査を受けるかのどちらかになります」と説明があった。

費用は、新品のタンク交換が1万円以上、耐圧検査は半額くらい。

納期は、新品のタンクが1週間、耐圧検査は1ヶ月かかるそうだ。

電話で耐圧検査の対応をお願いした。耐圧検査は隣の埼玉県まで運んで行うらしい。

 

ボンベは軽いがあと1回は焼けそうな気がする。

もし途中でガス欠になったキッチンの電気オーブンを使うことにすればいい...。

イチかバチか焼くことにした。

お芋はやや少なめにした。重さを測ると6.2kgだった。

電気オーブンの容量がそれほど大きくないのでこんなものだろう。

f:id:ptgj:20180331193542j:plain

 

このあと

ガス欠にはならず最後までじっくり焼くことができた。

自分の焼き芋にはコツがある。

  1. このお芋は1時間過ぎたあたりから蜜が大量に出始める。
  2. お芋の大きさに応じて焼く場所を替える。(釜の中の温度のムラを利用)
  3. 焼く場所を替えながらさらに1時間ほど焼く。
  4. 焼き上がったら良い温度の場所で休ませながら熟成させる。
  5. さらに違う温度の良い場所で休ませながら熟成させる。

その結果、

「濃厚な甘さと風味豊かな焼き芋の完成」(自画自賛

今日は自分で自分をほめてやった。たいしたもんだと。

今回の味が安定して出せれば楽しいな。

 

しっとり系では鬼ちゃんマークの紅はるかがダントツだと思う。

でも自分の経験ではホクホク系が好きな人が2~3割いる。ホクホク系が好きな人にしっとり系を出すと甘くておいしいとは言うが、満足はしていないようだ。多少甘さが少なくてもホクホクが好きな人はホクホクがよいのだ。

 

自分はまだホクホク系で美味しいお芋を見つけていない。今年はホクホク系の美味しい「紅あずま」を焼いてみたい。焼き芋のお芋の種類として複数あったほうが選ぶ楽しさがあってよいと思うから。最終的には、紅はるか、紅あずま、シルクスイートの3種類以上扱えればいいなと思っている。

 

 

 

自分専用の遊び部屋が欲しい

昔、小学生の時には近所の林にツリーハウスを作ったことがある。 天井や壁は作れなかったので正確に言えばハウスではないが。高さ約2mくらいのところに畳を2枚敷きその畳の上で横になった。木の葉っぱごしに見る青空がとても気持ちよかったことを今でも覚えている。トントコおやじの記憶の奥にある遊び部屋はあそこだ。

 

あれから45年、交差点で信号待ちをしている時に、ユニットハウス展示場を見かけた瞬間、少年時代のツリーハウスのことを思い出した。潜在意識の中で自分の部屋が欲しいと思っていたのかも知れない。

 

さっそく展示場に車を止めて物件を見せて頂くことにした。事務所に行って物件を見せてほしいと伝えると担当の女性の方がとても親切に説明してくださった。

 

この展示場は三共フロンティアという会社で新品と中古品のユニットハウスを扱っているそうだ。最初に見せてもたった物件は工事現場で事務所として使っていたものを自社工場でリユースしたものだとの事。中に入って配電盤のブレーカーまわりを見ると中古品だとわかるが外から見た感じとてもきれいで中古品とは思えなかった。

 

設置は簡単らしい、ユニックで吊ってそのままトラックに載せてポンと置けるようだ。場所が広ければ簡単に置けそうだが、トントコおやじの家に置くにはちょっと厳しいかも知れない。庭は狭いし家の横に電線もあるし...。 

設置ができるかどうかの判断は事前に営業さんが下見をして行うそうだ。

f:id:ptgj:20180324200604j:plain

f:id:ptgj:20180324200848j:plain

反対側にも中古品が置いてあった。4.5畳と6畳の物件だ。

f:id:ptgj:20180324200957j:plain

 自分専用の部屋としては中古品で十分だと思った。ドアや窓の位置も自社工場で組み立てる時にある程度自由がきくそうだ。どこか部分的に壊れても修理ができるというのでとても気に入った。 すぐには買えないので2~3年先ですと伝え帰った。

時間はたっぷりあるのでゆっくり考えようと思う。住宅地なので真四角のユニットハウスが景観的に合うかどうかも気がかりなので家族にも相談しないと。

 

トントコおやじは調理も好きなのでただの遊び部屋ではなく調理場にしたい。

夢がだんだん広がってきてワクワクしてきた。

電気、ガス、水道、排水、エアコン完備で、目標は保健所の審査が通るレベルにしたいし、作るからにはどこにもない位キレイで清潔な調理場にもしたい。

 

でも調理場にするのに、何をどうすればよいのかわからない。

 

そうだ!保健所に行って聞いてみよう。

そういうわけで保健所に行って相談してみた。

 

保健所の担当の方に調理場で何を作りたいか話をすると

施設の図面を書いて持ってきたらアドバイスができますというお話でした。

図面の段階できちんとしておかないと審査が通らないことがある。とか、

追加工事が必要になり費用も時間も余計にかかる場合がある。とか、

そりゃそうだ!と納得、図面の書き方の資料をいただいたのでまた出直すことにした。いつになるかわからないけど。

 

せっかく保健所に来たので素敵なカレンダーを頂いてきました。f:id:ptgj:20180324204659j:plain

このカレンダーの中は食中毒対策に使う毎日のチェックシートになってます。

f:id:ptgj:20180324222206j:plain

 

トントコおやじはクリーンルームでの仕事の経験が長いので。掃除方法などについてはある程度詳しいと思ってたが、食中毒とか消毒とか細菌とか寄生虫とか温度管理とか食品衛生ということにまったく無知であることを痛感しました。

業種に応じていろいろなご苦労がありますね。

でもなんだか面白そうだ。