トントコおやじの自由研究

トントン コツコツ 何かを作るのが好き がらくた集めも好き 

ワードの差し込み印刷で大量のカンバンを発行できた

トントコおやじの仕事は町工場で部品を洗う仕事だ。台車に載せて運ばれてきた部品を大きなカゴに入れて洗剤の入った洗浄機に沈めて超音波をかけて洗っている。

洗ったらオーブンで乾燥させ、また元の台車に戻す。これを一日中繰り返している。

 

半年ほど前トヨタのまねごとをする活動があり、台車を減らせとか流し方を変えろとか大勢のおじさんたちがうろうろしていたが結局、目立った成果もなくその後、静かな日々が続いていた。

トントコおやじはファイルメーカーProを使ったシステムを作りたいと思い、数人の上司に人に声をかけてみたがまったく良い反応が無い。前の職場でもそうだったがデーターベーで大幅に業務改善できると思っている自分と、その認識が無い人たちの間には大きな川があるようだ。

そんなことは、専門部署が考えることだとみんな思っている。なぜなら、お金もかかるし、適正価格もよく分からないし、上への説明は面倒だし、失敗もしたくない。何もしなければ、失敗も無いのでそのほうがそれぞれの立場の人にとっても都合がいい。

そりゃそうだ、これまでに専門部署が作ったシステムの失敗事例がたくさんある。使いにくく、改良もされないもの。さらに使い物にならず導入前に消えていったものもある。こんな歴史を知っていれば、そんなところに頭を突っ込みたくないと思うのはもっともだ。

 

でも俺は違う、自分たちが使いやすい道具を他の職場の人が理解して実現してくれるハズは無いと思っているから。自分で作りたい。大きな川でも踏み石がいっぱいあれば渡れるはずだ。ピョン、ピョン、ピョンと。

そこで踏み石に相当するものを作るために絵を書くことにした。

 

これまでの上司との話を総合すると、今の状態でデーターベースやサーバーなどにお金をかける気は無いようだ。

じゃ もういいや、知らないよ と思って私の思考は停止していた。

 

ところが先週、ある上司からメールが届いた。

「台車の流し方や、組み立て手順、を変えることでリードタイムが短くなるはず。」

「なんとかしろと指示がおりてきた。」

「みなさん困ってます。ああでもない、こうでもない、という話し合いをやりたい。」

「案を考えて欲しい。」

 

一番目の問題は、必要な台車が必要な順番に流れてこない。

 計画が分かりにくい。

 一覧表から読み取る。

 台車番号やら作業者名やら順番やら情報量が多い。

 特定の人でないと判別できな台車が多い。(わかりにくい)

 安全を見込んで早めに準備している。

 

二番目の問題は、名人にしか組立できない台車が多い。

 特定の作業者に集中し待ちが発生し台車が渋滞する。

 

 今日考えたしくみは、トランプの七並べ方式

  1. まず全部の台車に、大きなかんばんをぶら下げる。(これがトランプ)
  2. かんばんには、誰でも正しい順番が分かるような表示を工夫する。
  3. 誰でもきちんと並べたり運んだりできる。(七並べのように)
  4. 余分な台車は出てこない。

 

この仕組みの肝は、大量のカンバンを簡単に発行すること。

カンバンだけなら、ワードの差し込み印刷の機能でよいのではないかと閃いた。

エクセルをデータベースの代わりに使い、ワードを出力専用機能として使う。

エクセルとワードならどのパソコンにも入っているし、ページプリンターもつながっているのでお金がかからない。

 

ずっとデーターベースを使って計画入力からラベルプリンターでカンバン発行、実績入力や進捗表示までやろうとしていた。川を渡る踏み石としてはちょっと遠すぎると気付いたのでした。

 

今回作った内容

まずエクセルで台車のデータを登録。(サンプルデータ)

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次にワード差し込み印刷で出力 うん うまくいったぞ

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工夫のポイント

  1. トランプの七並べを意識して、色や柄を自在に表示できるように。
  2. いつ、誰が、使う予定なのか一転一葉でわかるように。
  3. 何百枚のカンバンでもアッという間に作成できるように。