今年もあとわずか。
やり残しのまま年を越したくない課題が床屋さんの看板だ。
半年以上考えたていろいろ描いてみたが納得できる看板のデザインはできなかった。
ちょっと気が重いが、床屋さんに行った。
そして正直に「いろいろ考えたけどLED看板の件は辞退します」と伝えた。
理由は明確だ、床屋さんの集客を向上させるような手助けは困難だと感じたからだ。
床屋さんには次のような話をした。
これまでトントコおやじが作った「石やきいも」や「壺焼いも」の看板は明らかに効果があった。
今週様子を見に行って話を聞くと、それぞれ週に100kg、80kg、の量をさばいていると話していた。店主のこだわりと情熱による成果だが、80m以上離れたところからよく見える「LED立て看板」の広告効果も大きいと思う。
そう自信をもつのにはわけがある。
日曜日の午後「壺焼いも」のお店で店主と10分くらい立ち話をし、なにげなく通過する車両の様子や来店者の様子を観察しそう確信した。
運転席が男性で、助手席に10代~60代の女性が乗っている場合は、ほとんどすべての人が通過する瞬間、こっちを見ている。
お店側に座ってみると意外と外からの視線を感じる。注目を浴びていると感じた。
この行動を分析すると、
- お店に近づくちょと前に「LED立て看板」に気付く。
- あれなんだ?と感じる。
- 見てみようという興味のスイッチが入る。
- 確認のため通過する瞬間には顔が真正面にある。
- 視線を感じる。
たぶんこんな状態がになっているのだと思う。
こんな話しを床屋さんでしたのでした。
すると、床屋さんから意外な話があった。
おれも「焼いも」やりたい。
道具もないし焼き方もわからないので教えてほしい。
ここで、やってみたい。
床屋さんの立地は国道から工業団地に通じる近道なので夕方の交通量は多いし、駐車場もある。申し分のない場所なのでやる気があればいけそうな気がしますね。
協力は惜しみません。この場所でやるなら「壺焼いも」がいいと伝え、道具や焼き方についての会話になった。
すると、最後に携帯電話の番号を教えてください。と言って来た。
もちろん伝えました。
道具が準備できたら電話しますので・・・。
大将のスイッチが入ったようだ。
思わぬ展開になり、トントコおやじもびっくり。
どうなるかわからないけど、来年の楽しみが増えた。
やるにしても、大将には元気なお父さんとお母さんがいるので
大将自身が床屋さんを廃業するわけでないと思ってます。