いもはぜオヤジの自由研究

やきいもとコーヒーが好き。がらくた集めも好き。

焼き芋が甘いカルメ焼きのようだ

今回の紅はるかは今年1番の甘さだった。糖度はなんと50度になっていた。

 

この芋は親戚に送るために10月末から大切に保管していたもの。

芋が良いのはもちろんだけど、

保管の条件や焼きの条件も良かったようだ

毎回仮説を立ててやり方を工夫し記録しているので

なんとなくコレかな?って感じる部分がいくつかあるものの

確信はない。

 

ただ、自分だけの気付きがあり、ちょっと楽しい気分。

 

今回特に気に入ったのは上の段に入れた小粒の1個。

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そのお芋は蜜がたれて500円玉くらいになった部分が

皮と合体してカリカリになった部分があった。

まさに、焼き芋のいい香りのがする砂糖だ。

砂糖をかじっているような感じだった。

このカリカリ部分の糖度が測れたら相当スゴイと思う。

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カルメ焼きのような甘さと言っても言い過ぎではない。

甘い蜜がたれてグツグツ煮込んだ状態で固まった部分だか。

 

これが毎回、全部のお芋で再現できたら、食べた人は絶対驚くと思う。

今回は偶然できただけなので、再現は難しそうだ。

写真を撮るのも忘れた。

反射的にパクリと食べてしまったので。

残念。写真だけでも撮ればよかった。

 

以前トントコおやじはカルメ焼きにハマったことがある。

さつまいもの甘い蜜がグツグツなっている状態を見て

なんかあの時に似ていると思ったのでした。

 

カルメ焼きを覚えたきっかけは、商工会主催のカルメ焼き教室です。

参加して要領を覚えてからは、毎週土日に自宅で作ってました。

もし何か分からないことがあったら気軽に電話して下さい。と

連絡先を教えてくれたのが、講師で地元の大橋製菓の社長さんでした。

 

1ヶ月くらい練習してもなかなか理想通りにできなくて

思い切って直接電話したのです。

電話では説明が難しいので私の工場に来てくださいと言われました。

そして大橋製菓の工場に行ったのです。

 

社長さんにお会いして、

他に電話した人はありましたか?と聞くと

実はあなたが初めてですと言われました。

 (あーやっちまったか とも感じた)

 

その後ラインに入って職人さんの作業を見せて頂き

社長さんにもていねいに指導してくださりました。

そしてこの日はとても上手くカルメ焼きが出来たのです。

道具の位置、材料の扱い、作業環境がとても大切だと感じました。

完全に手作りのカルメ焼きは、とてもすばらしいお菓子だと思います。

 

この日の帰り際、社長さんから、

カルメ焼きが好きなんですね

一緒に働いてみませんか?

たいした給料は払えませんけど、

私が言うのもなんですが

きちんとした会社ですから。

とお誘いがあったんです。

突然でビックリしました。

 

とても嬉しかったのですが、

丁重にお断りしたことを思い出しました。