トントコおやじの自由研究

トントン コツコツ 何かを作るのが好き がらくた集めも好き 口べたで嘘がつけない (ウソをついてもすぐバレるのでつかないようになったというのが正解)

焼き芋を始めた当時のコンテンツ

くまの石焼きいも

 2004年に作ったホームページの一部 コンテンツの復刻版です

 

二つに割ると
白い湯気が立つ
糖化して
あざやかな黄色
見た目も甘そう
ふーふー
そしてパクリと食べる
しっとりとした食感
そして うひょ~
”甘~い” 
思わず微笑みたくなる
そんな"石焼きいも"が食べたい /くま

f:id:ptgj:20041223114140j:plain

  

 

石焼きいもを自分で焼こう

秋から冬にかけて土曜日には
時々我が家の前を”いもカ-”が通ります
「石焼~き いも~」とスピーカーから声が聞こえます
でも、来るタイミングが思ったより早くて 財布を捜しているうちに
”いもカ-”が通り過ぎて買いそびれることが多いです
買おうと思って買いそびれた時は、とても食べたくなります
そんな経験を経て
「しょうがねぇなぁ 自分で焼いてみるかぁ」
という気持ちで始めました

きっかけは
かみさんの友達の旦那さんがお菓子の缶で
石焼いもを作ったと聞いたことです

しかし!

いざ 自分で作り始めると 最初は何をどうするかわからない
食べるのは簡単だが作るとなると簡単ではない

自己流で何度も焼いてみた
でも結果に満足できず行き詰まりを感じた
困っていた
そんなある日 ある掲示板に目が止まった
先人の知恵に助けられ 感謝した
少しだけ石焼いもがわかってきた
  くまでした

初代の焼き釜はお菓子の缶です

 

f:id:ptgj:20181104142632j:plain

初代の焼き釜は、お菓子の缶に穴を開け、取手を付けただけのものです

中には石を敷き詰めました
石は大磯3分
火は七輪と炭
火を入れて焼き上がるまでに
約4時間かかりました

七輪とお菓子の缶の組み合わせでは
どうも火力が弱く(強くできなっかた)焼けるのに時間がかかりました

f:id:ptgj:20181104142640j:plain

火力が弱いと缶の中は湯気がこもってしまいます
缶の蓋の内側に水滴が付着しそれがいもにぽたぽた垂れ水滴の跡がいもに残ってしまい見た目も悪くいという問題もありました そんなわけで数回焼いて断念しました

 

二代目の焼き釜はダッチオーブンです  

f:id:ptgj:20181104143101j:plain

2代目の焼き釜として、キャンプ用のダッチオーブンに変更しました
お菓子の缶からダッチオーブンに変えたことにより水滴の問題は解決しました

また同時に七輪から時計型の薪ストーブに変更したことで火力が弱いという問題も解決しました

煙突が1本付いてます
(煙突が一番気に入っています)
子供や犬がいるので安全のため、周りはブロックを積んでみました

しかし、薪を大量に消費する、火力が強すぎて石焼いもが焦げてまっくろになるという新たな問題が現れててきました

f:id:ptgj:20181104143157j:plain

薪を買うにはお金がかかるので 裏山に落ちている木を拾ってくることにしました でも何時間も燃やすだけの量を集めるのは大変です

いもは近所のスーパーで買ってきます
いもによって味が全然違うことに驚きました
しかも、その味の差が焼き方の差なのか、いも自身の出来ばえの差なのかは、私にはわかりませんこれも新たな問題です

 

 

 味の違いは いもか? 焼き方か?

f:id:ptgj:20181104143330j:plain

味の違いが いも自身の出来ばえの差なのか それとも 焼き方の差なのか追求したくなりました そこで、いもを2箱まとめ買いし、焼き方による差を見ることにしました
焼き方は、最初自己流でやってましたが、毎回結果が違いすぎるので、インターネットで知り合った方からコツなどを教わりながら焼いたところ 徐々に安定して焼けるようになりました

今回購入したいもは、いも自身の出来ばえの差は小さいと言えそうです
甘さに関して言えば 以前焼いたいもより甘みが少ないように感じられました 言い方を変えると、焼き方を変えてもそれほど甘くならなかったということです
ただ、その代わり非常にホクホク感のある食べやすいいもでした これは好みの問題かも知れません 味の違いで出した結論は いもが半分 焼き方が半分どっちもちゃんとしていないとだめです 

 

放射温度計の登場  
f:id:ptgj:20181104143416p:plain 石焼きいもの重要ポイントに、石の温度があります
ただし、手で触るわけにも行かないので、それを知るには水をかけて反応を見るとか、温度計で測るなどの方法になるそうです(先人の教え)
しかし水をかけて反応を見ても結局その状態が何度くらいなのかぜんぜん見当がつかないし、焼き方の反省も難しいので放射温度計はどうしても欲しい道具でした
ということでとうとう購入してしまいました
(だんだんハマッテきました)

 

 放射温度計の登場

f:id:ptgj:20181104143607j:plain

焼き上がりの評価用にどうしても糖度計が欲しくなりました 

焼き方の条件が甘さにどう影響したのかを比較するためです 味覚だけでは、昨日より甘いとか同じくらいとかの程度のことしかわからず、甘さの追及に限界を感じたからです(もちろん糖度計の購入はかみさんには内緒で計画しました 本当に焼きいもの糖度が計れるのかもわからないし反対されるのに決まっています 味見ならしてあげるからムダ使いするなと言われそうですから)石焼きいもを始めてから最大の出費ですが自分が納得できれば安いと思って購入することにしました(なんとかオークションで落札)

数日後 手持屈折計というものが届きました 

使い方は サンプル液をプリズム面に1,2滴落として望遠鏡のように覗くと中の目盛で糖度がわかるというものです 不安はあったのですが最初は焼きいもを潰してそのまま計ってみました、

不安が的中 測定できません いくら覗いても真っ白です(あれ! やばい)
 そこで水と焼きいもを小さじ1杯づつペースト状に混ぜて計ることにしました そうすることによって半分の糖度に薄まった焼きいもを計測できると思ったからです 

結果 苦労の甲斐あって見事に測定することができました
(めでたしめでたし 投資が無駄にならずに済みました)

f:id:ptgj:20181104143618j:plain

そんでもって
これが糖度計を覗いたときの様子です 
(17.8度×2倍 で35.6度ありました)

デジカメのレンズを接近させてシャッターを押しただけですがけっこう良く映ってました(Canon製デジカメの接写モード)      

 

おいしい " いも " 探し  

f:id:ptgj:20181104143757j:plain

2004年2月
近所のスーパーで購入
茨城産ベニアズマ

中途半端な味になったベニアズマ
・あまり甘くないし
・べちゃべちゃした感じ
なんでこうなるのか...?は 
研究課題ということで

焼き方が悪いのか
 育ちが悪いのかわかりません

f:id:ptgj:20181104143844j:plain

2004年3月
近所のスーパーで購入
茨城産ベニアズマ

しっとりと甘~く焼けました
糖度35.6度


f:id:ptgj:20181104143925j:plain

2004年4月
近所のスーパーで購入
茨城産ベニアズマ


f:id:ptgj:20040612163615j:plain

↑ 
超甘~く焼けました
糖度42.4度
誰もがびっくり

この甘さは
この日
このいも
限りでした 

f:id:ptgj:20181104144003j:plain

2004年6月
茨城県産の紅あずま
AMサイズ 10kg

外観は今まで買った中で最高ランクでした
・傷ナシ
・洗い方きれい
・色よし
・形もそろっている
・甘さ抜群

f:id:ptgj:20181104142059j:plain



ここのいもはお勧めです
ホクホクとしっとりの間の感じで
食感の良さと甘さのバランスが抜群に良いです

糖度30~38度

(参考)
甘いメロンで糖度15度くらいですから
石焼いもは やっぱり甘いですね
  

 

大きな釜での挑戦

  2004年3月
ホームセンターでいいものを見つけました
 鉄板でできた四角い大きな容器です
コンクリートをこねるために使うもの(ふね)ですが、これで余裕を持たせた焼き方ができると考えたのです
余裕を持たせて何をしたいかと言えば焼き方の研究です 例えば石の中にいもを埋めた場合と 石の上に置いた場合ではどっちがうまく焼けるのかとか 保温条件として適した温度やおいしい状態で保存できる時間はどのくらいなのか…などです

f:id:ptgj:20181104144259j:plain

 

f:id:ptgj:20181104144314j:plain

f:id:ptgj:20181104144336j:plain

結果は失敗
ふねと時計型ストーブの組み合わせではうまく焼けず2回だけ使って中止しました

ふねの何が悪かったかははっきりしませんがたぶん鉄板が薄すぎたためだと思います
・温度ムラが大きい
・温度が安定しない
・ちょうど合う蓋がない
焼き上がりがべちゃべちゃ
甘くない...というわけで  その後
本格的な石焼いもの焼き釜を設計しました
その図面を板金屋に依頼して製作してもらおうと思ったからです
金もかかるし大きいし これにはさすがにかみさんに内緒には出来ないので相談しました

結果は却下
冗談じゃないと言われました 誰がそんなに食べるの?と、
(まあ妥当な判断だと思います すでに娘以外はみんな食べ飽きていますから)
(娘と飼っている2匹のワンちゃんはまだ飽きていないようです)
      

 

強火力のかまどを製作  

f:id:ptgj:20181104144430j:plain


ダッチオーブンを時計型ストーブより強い火力で焼いてみようと円筒形のかまどを作りました
プロパンガスのボンベを切断したものです
たっぷり薪を入れて超強火に挑戦です

f:id:ptgj:20181104144440j:plain

 炎に包まれたダッチオーブンはいい感じで焼けてきました
しかし薪を入れる穴を付けてなかったので 薪の追加ができず みるみる火力が落ちてしまいあえなく作戦失敗         

 

寸胴鍋での挑戦   アルミ製の寸胴鍋をもらうことができました
でも蓋が薄っぺらでちょっと頼りない感じがします

f:id:ptgj:20181104144550j:plain

寸胴鍋の下に網を敷いて見ました すると以外にもいい感じで焼けました
なんでかな?と思いいろいろHPを検索するとそれらしい理由が書いてありました

...石焼きいもと同じ原理で皮はこげないで芯まで火が通りこんがりおいしく焼き上がります。これは直接炎で焼く輻射熱でなくて、より低温で熱容量(熱ボリューム)の大きな石や灰の伝導熱による焼成です。又、いもの皮は水分を中に溜め、蒸し焼きにする効果があるからです。決して遠赤外線で焼くからおいしい等と勘違いしないで下さい。甘栗を焼く時、直火でなく小石を入れて焼くのも伝導熱で同じ理由です。

 

f:id:ptgj:20181104144652j:plain

益子で見た登り窯の影響を受け
(くまは単純なので)帰りに益子焼の粘土を買ってきました
登り窯は1300度まで達すると聞き自分は400度目標でがんばりました
そして益子焼製(益子粘土製?)の蓋を製作しました
(結局後日降った雨でふやけてしまい作戦失敗)    

 

 

本格的な焼窯を製作

 

f:id:ptgj:20041107135907j:plain

ついに本格的な焼釜を製作しました
材料をホームセンターで購入し 道具をもっている友達にたのんで一緒に製作しました
くまは20年ほど前にちょっとだけアーク溶接をしたことがあります でもその時は点付け程度だったので これほどたくさん溶接するのは初めてでした 最初はおっかなびっくりでしたが 最後の頃は溶接が楽しくなっていました
完成後 その友達は 「使ってみると どこか直したいとこがでるはずなので またおいで」と言ってくれました 
苦労した部分:
くまは図面が書けないので まず 厚紙で 1/10 の模型を作り
それを見て 必要な材料を決め 購入しました
材料の切断は ガス溶接機と高速カッターを使用しました これらの寸法を決めるのも 1/10 の模型を基準に行いました
取っ手は 友達に鉄の丸棒を使って作ってもらいました やり方は丸棒を特大サイズの万力にはさんで ハンマーでたたき出して 曲げ加工をするというものです 友達の話では 万力というのはハンマーでたたいても びくともしない 特大でないと使い物にならないとのことです  

 

今年(2004年)の いもの試し焼き

f:id:ptgj:20041223100729j:plain

f:id:ptgj:20041229102325j:plain

茨城産 紅あずま
ここのいもは 今のところ くまの一番のお気に入りです
12月になって 3箱購入しました

他に
九州から5種類(種子島むらさき、琉球むらさき、こがねせんか、紅さつま、人参いも)
千葉から1種類(ベニコマチ) を取り寄せましたが
そこそこの味でした焼釜の蓋を二重に改造 

f:id:ptgj:20041223114141j:plain


焼き上がりは 栗に近いほくほく感があり 
それでもってとても甘かった
糖度は36度ありました    

 

焼釜の蓋を二重に改造  

f:id:ptgj:20041229102326j:plain

焼き釜の蓋は 鉄板1枚だけだったので 保温性が悪く 温度が上がりにくかった
雪の日には 蓋が冷えて 内側に滴が付着して 十分に温度が上がらなかった
そこで 内側に鉄板を溶接し 蓋を二重に改造しました

結果 OK牧場

 

プロの道具拝見

f:id:ptgj:20181104145733j:plain

f:id:ptgj:20181104145808j:plain

群馬県で プロの石焼いも屋さんに会った時に撮らせてもらった写真です
この時 くまの石焼いもの写真を見てもらい いろいろ質問させて頂きました

「けっこう勉強してるねぇ」
「気に入ったから 何でも聞きな」
「知ってることは全部 おしえてやっからよぉ」

という事で いろいろ ノウハウを教えて頂きました質問は 以下のような内容でした それぞれしっかりした回答があったのですが 
長野オリンピックの時に海外のTV局から何度も取材要請があって」
「金を出すから 焼き方を撮らせてくれって」
「どうやって探したんだか おれんとこに何度も電話があったんだよ」
「そこんとこ教えたら 勝手の真似するやつらが出てくっぺぇ」
「そんな話は受けられねぇ せっかくですど と 俺は断ったんだ」
と 前置きがあったので 回答の部分は伏せて 質問の部分だけ紹介します

私の質問
 1、いもによって味が全然違うけど どうやって選ぶ
 2、仕入れはどうやってる
 3、焼き方の基本は
 4、石の選び方はあるの(種類とか大きさ)
 5、石はずっと使えるの 管理は何か必要ですか(メンテナンス)
 6、薪の調達はどうしてるの(買うの もらうの どこから)
 7、薪の着火はどうやってるの(簡単に着ける方法は)
 8、石の温度は何度くらい(実際に測定させてください)
 9、石の温度管理は(温度計なしでどうやって見るの)
10、温度ムラの対応策は(場所ムラをどうする)
11、保温庫の使い方は(目的と 使い方 何度で 何時間)
12、石焼いもはなぜ甘くなるの
13、どこで覚えたの
14、何年やってるの
15、材料は買ってすぐ使うの
16、材料の仕込みは何かやってるの(箱から出してすぐ焼くの)
17、何分くらい焼くの
18、どうやって焼くの
19、いもによって焼き方の工夫があるの(いもの大小、曲がりいも)
20、石の上で焼くの、石の中にいもを入れるの
21、いくらで売るの
22、1日 最高いくら売ったの
23、何時から何時まで仕事してるの
24、焼き上がりの確認方法は
25、理想とする焼き上がりの状態とは
26、いもに石がくっつかなくするような工夫はあるか
27、どうやって売るの(流し売り、付け売り)
28、売る場所はどうやって決めるの
29、軽トラの改造はどこでやったの
30、焼き釜の鉄板の厚さはどのくらいあるの
31、ガソリンスタンドで給油するときはどうするの
32、東京のデパ地下の焼いも屋が人気だと TVで紹介されてたがどう思う
33、夏は何をしているの
34、いもが焦げたらどうするの
35、焼き釜を修理した時はどこを修理したの
36、丸くて多きな かぼちゃ のようないもは どうやって焼くの(それをどうやって売るの)
37、ぼこぼこして表面に小穴が多いいもと すべすべしたいもは 何が違うの
38、ほうきと ちりとり が なぜ軽トラに載ってるの
39、流し売りでは 何に注意しているの
40、付け売りでは 何に注意しているの
41、一度にどのくらいの量を焼くの
42、焼きあがったいもは どのくらいの時間 もつの
43、時間が経って どうなったら 売り物にならないの
44、ガス釜を使わずに なぜ薪釜を使ってるの
45、何ができれば 一流だと思う
46、流し売りの 3原則とは
47、甘さだけじゃだめ とはどういうこと
48、売れないときは どうするの
49、大きな薪と小さな薪はどっちが良いの
50、これだけはやらない プロとしてのこだわりとは
51、休日はどうやって決めているの(曜日、天気、その他?)
52、お客とはどんな話をしているの
53、売れ残ったいもは どうしてるの
54、薪はどのくらい用意するの
55、個人でやってるの 会社でやってるの
56、石焼いもの3要素とは
57、焼きで重要なことは(温度、時間、*****、**、***)
58、***とは
59、1日の販売目標額は
60、釜の製作はどこでやってるの
61、釜の鉄板は何ミリを使っているの
62、いもは一度に何キロ焼くの
63、食事はどんなところでとるの
64、トイレはどこを利用するの
65、常に人目があるが 気にして心がけていることは
66、カセットテープは誰の声
67、付け売りと 流し売りの どっちが得意なの
68、時間帯によって 売り方が違うの
69、売れる場所は どうやって探すの
70、この仕事をしていて 一番困った経験はどんなこと
71、数より目方が大事とは 具体的にどうするの
72、1日 どのくらい走るの(ガソリン代はいくらくらい使うの)
73、ほくほくがいい とか しっとりがいい とか 好みの注文に応じる方法は
74、客にもっと甘いのが食べたいと言われたら どうするの
75、変わった食べ方を教えてと言われたら どうするの
76、だれでも開業できるの
77、コンビニが参入したら怖いと思いますか
78、何が開発されたら この商売が続けられないと思いますか
79、昔を感じさせる 昭和の哀愁って なんですか
80、なぜ この商売を始めたのですか
81、パチンコ屋とかスーパーで売る為に いくらか払っているんですか
82、車と釜のリース代はいくら払ってるの
83、紙袋もビニール袋も営業セットとして親方から買ってるの
84、1箱10kgのいもは いくらで買ってるの
85、1週間に400箱も仕入れて 何人で売るの
86、いもの種類は決まっているの
87、どうやって種類を選定したの
88、売れる人と 売れない人 何が違うの
89、売れない場所は 誰が売っても売れないの