トントコおやじはパスワード管理にFileMaker Proというデータベースを使っている。
データベースを使い始めたのは2年前。いまはとても快適に運用できている。
以前のパスワード管理はB5ノートを2冊使い、書いたり貼ったりして管理していた。銀行からメルマガまでいろいろなサービスがあるので件数も増えてきて100件近い数があった。管理項目名もサービスごとにそれぞれ異なる名称になっていることが多いのでわかりにくかった。例えば
IDでは こんなにいろいろな表現があり、組み合わせて使用されている
ユーザーID、お客様ID、Apple ID、ユーザー名、会員ID、ぴあ会員ID、@niftyユーザー名、ニックネーム、サポートID、代表委託先番号、加入者番号、goo ID、アメーバID、アカウント、ドメイン、クロネコID、オークション宅配便ID、ウェブステーションID、JUGEM ID、サブドメイン、ムームーID、加入者口座番号、名前、メンバーID、会員番号、ID、製品名称、企業コード、従業員コード、部店コード、口座番号、加入者口座コード、YAHOO! JAPAN ID、支店名、お客様番号、サービスID、My JR-EAST ID、名義、ご契約番号、店番号、NetアンサーID
PWでも こんなにいろいろな表現があり、組み合わせて使用されている
パスワード、ログオンパスワード、PW、会員認証パスワード、サポートパスワード、暗証番号、ムームーパスワード、インターネットパスワード、パスコード、ライセンスキー、ダウンロードキー、取引きパスワード、2次認証パスワード、セキュリティーキー、ログインパスワード、4ケタの暗証番号、確認番号、第二暗証番号、取り引き時暗証番号、セキュリティパスワード、認証パスワード
メールアドレスでも 複数あったりする
メールアドレス、第2メールアドレス、予備のメール アドレス、管理用メールアドレス、追加メールアドレス、Yahoo!メールアドレス
電話番号では
電話番号、携帯電話番号、契約電話番号
合言葉では いっぱいありすぎてうんざりする
ペットの名前、卒業した小学校、母親の旧姓、10代の頃の親友の名前、子供の頃のニックネーム、子供時代を過ごした町の名前、座右の銘、好きな動物、始めて買った車の名前、行ってみたい海外の国、中学校の時のクラブ活動・・・
困ったこと
これだけいろいろな表現があって、定期的にしかもダブらないようにパスワードを変更したりするとB5ノートの管理では分けがわからなくなってくる。
2年前に携帯電話を変更したときとても苦い経験をした。パスワードのタイプミスや変更履歴の記載ミスで何度か間違えて入力を繰り返してしまいアカウントがロックされる事態がいくつか発生したのでした。
結局、電話番号とメールアドレスの変更手続きに2週間ほどかかってしまった。
銀行や証券会社は登録した電話での応答や郵送での本人確認をするので自宅にいないと変更が難しいようだ。この時はちょうどケガで2週間ほど自宅療養中だったので大丈夫だったが忙しくて不在だったら手続きができなかったと思う。
ちょい自慢
この時の困った経験から、データベースでのパスワード管理を思いついた。アプリもあるようだが他人の作ったシステムに大切な情報を入力する気になれないので自作するこにしたのでした。
今はファイルメーカーの画面にタッチするとワンクリックでwebに自動接続したり、IDやパスワードをクリップボードにコピーしたりする機能を設定したので、タイプミスも無くなりパスワードなど登録情報の変更が超簡単にできるようになりとても快適になった。検索も一覧表示のリスト形式画面に会社ロゴやサービスロゴが表示させるようにしたので見やすくなっている。
FileMakerGoをiPadに入れてあるので出先でも全部確認できる。iPadと携帯電話があれば買い物も振り込みもパスワード変更も全然苦労することもなくできるようになった。
先日「FileMaker カンファレンス 2016」に参加して新しい知恵をいくつか仕入れたのでこれからも改良していきたい。