鉾田のさつまいも名人の家に遊びに行った。
目的は紅はるかを買うこととホームページの打ち合わせです。
知り合いの焼き芋屋さん二人からも購入を頼まれていたので
価格が分かったら電話するという段取りでした。
価格を聞いて伝えると、一人は即答で今回は要らない。
もう一人は、かなり考えて、一箱だけ。
せっかく20Kg箱を5個用意して行ったのに
ちょっと残念な気持ちになった。
トントコおやじは二箱買いました。
本当はもっと欲しかったけど、保管する場所が無いので仕方ない。
この日、干し芋を作っているところを始めて見た。
縦に薄く切ったものと、切らずに丸干ししたものがある。
縦に薄く切ったものは、さらに中央部の形の良い部分と外側の端切れの部分に
分けている。
価格は乾燥に時間がかかる丸干し芋のほうが高いようだ。
丸干し(2週間干すと完成)
薄く切った干し芋(1週間干すと完成)
面白いことに、味は逆の気がする。
薄く切った方が甘くてうまい。
さらに、薄く切った干し芋もでも
中央部の形の良い部分より
周辺部の形のよくない端っこのほうが甘いです。
この端っこだけをを集めたものを
価格が一番安い商品として出てるので
自宅で食べるにはこれが一番良いと思う。
お土産に一ついただきました。
鬼澤さんに聞くと
「トマトでもさつまいもでも野菜は皮に近い所が甘いんだ」って。
「しょうがねべ、形の良いほうが商品価値が高いんだから」
干し芋はスチームで加熱してから手作業で皮を剥いて干すという
シンプルな方法でつくっている。
「試しにコレ食ってみな」
スチームで蒸した状態のお芋を食べてビックリした。
一般的に市販されている焼き芋レベルの甘さがあった。
干す前の状態でこんなに甘いんだ。
ここの干し芋は一般販売ではなくて業務用でした。
いろいろな会社の箱があって
それらのブランドで梱包出荷してるようだ。