さつまいもは保管温度を15度前後にしておくことが良いと言われている。でも一般家庭でそんな環境を用意するのは簡単じゃない。そのまま部屋に置いていても冷えるので、さつまいもにこたつ用のふとんを掛けて保温していた。
部屋には大きな温度計がある。でもこれは大きくて見やすいが少し役不足だ。
昼間と夜の部屋の温度差も大きいし、中にあるお芋の温度もわからないからだ。
どうしようかなぁ と気にしていたある日。
ホームセンターでいいものを発見した。
じゃーん デジタル温度計。
しかも、測定ポイント2カ所。それぞれの最高温度と最低温度がわかる。
測定ポイントは本体部と1mのケーブル付き。
便利な温度計をめっけた。
まずは、スタート時の状況。
室温 10.4度 お芋の温度 12.9度
あれから9日間経過
お芋の最低温度を確認すると大変なことになっていた!
8.1度なので冷蔵庫並みに冷えてしまったようだ。
最高温度はこうだった。
温度計をデジタル式に変えて9日間
最高室温の変化が15.3度
お芋温度の変化が10.8度
現状の保管方法でどんな味になるのか?
ということもトントコおやじの重要な研究テーマなので
ヒーターを入れずに置いていたのでした。
思い起こせばここのところ 寒い日が続いたし、無理があったようだ。
1月23日は雪だったし
もしかすると全部だめかも知れない?
焼き芋にして確かめてみた。
切ってみるといつもと少し違う感じがした。
少し黄色が薄い(照明は白色蛍光灯)
糖度は30度。初めて食べた人なら超甘いと思うかも知れないけど
トントコおやじはダントツを目指しているのでこれじゃダメだ。
う~ん 残念! でも限界がわかったような気がするので、
それはそれで良かった。保存に問題あったと素直に認めることにした。
しょうがないので、ヒーターを入れることにした。
準備はしていたので気持ちを切り替えて作業開始。
ハイ、できました!
めくるとこんな感じ
ヒーターを連続で通電してしまうと温度が上がり過ぎる恐れがあるので
タイマーでON-OFFさせる作戦だ。
さつまいもは水分が多くて重さがあるので、多少環境温度が変化してもお芋の温度は急には変化しないようなのでこれでなんとかなるのではないかと思う。
温度計の最高温度と最低温度を何日か観察して少しづつ微調整してみることにした。