試食品の準備
宇都宮にある大谷石の保冷倉庫で企業の視察がありました。 地元に工場のある食品メーカーさんの視察で焼き芋とコーヒー豆を準備しました。これらの経過を撮影しまとめたのが今回のお話です。
さつまいもの蔵出し
さつまいもの蔵出しは、焼いもの前日です。
保冷倉庫
この小さな倉庫とすぐ横の大型イチゴハウスが視察する施設です。
わかりやすい記事はこちら ➡ https://emira-t.jp/special/17840/
この倉庫で熟成させているさつまいもを焼いもにして試食していただきます。
サツマイモは 茨城県産 紅はるか です。
仕込み
土付きで保管しているので綺麗に洗い
傷んだ部分を包丁で切り落とします。
仕込み完了
石焼いもの作り方
【1】薪火の強い火力で石を温める
石を温めるには火力のある薪火が最適です
【2】石焼いも釜の構造
さつまいもは温めた石の上に置いて焼きます
【3】しばらく焼く。
さつまいもが重量があり簡単には温度が上がりません
焼けるまでしばらく時間がかかります。
適当な温度で...。
適当な時間焼きます...。
すると、なんとういう事でしょう。
さつまいもが柔らかくなり
蜜が出て甘い香りがしてきます。
焼き加減は
焼いも屋さんによって、窯によって、それぞれ違います。
(コーヒー豆の焙煎に似ています)
【4】焼きあがったら取出し
食べごろかな?ってなったら取り出し
次は、コーヒー豆の焙煎です。
コーヒー豆の準備
概要
事前に生豆(なままめ)のハンドピックは済ませてあるので、
焙煎機に火を入れて温めたら投入し焙煎開始です。
【1】今回使用する生豆はエチオピア産
イルガチェフェ
【2】使用する焙煎機はガス直火式
時計型薪ストーブをベースに改造したオリジナル品
【3】ぐるぐる回して焙煎します
【4】中深煎りで炒り止め
2ハゼの始まり
考察
今回の視察に訪れた企業は地元に工場のある有名な食品メーカーでした。専門家の方が食べるかのと思うと、一週間前からいつもとはちがう緊張がありました。
緊張の理由は、うまく焼けなかったら、自分もがっかりだけど、農家さん、木こりさん、倉庫を作った人、案内に関わった人、全部の人にも申しわながたたないなぁって思ったからです。 緊張すると余計な力が入るものですね。今回は張り切って薪をガンガン入れたので、いつもよりも温度を上げ過ぎたようです。自分にとってはいい勉強になりました。
視察のメンバーの方は地元の工場からではなく、東京や広島からなど遠くからでした。表情は本気モードで何かを探してる雰囲気でした。この会社から今後どんな新商品や新サービスを生まれるのかちょっと楽しみです。