スペシャリティーコーヒーのイベントSCAJ2019に行ってきた
毎回、自分なりのテーマをもって参加している
今回、解決させたい僕のテーマは...
- 焙煎時のいい香りはなんで?
- キリマンジャロAAの生豆の色がお店で違うのはなんで? の2つだ
いろんな専門家に話を聞こうと思ってた。
特に焙煎時の香りには焼いもとも共通する不思議を感じる。
焼き芋も同じような温度の時いい香りがするから。
200℃付近の温度って何かありそうな気がしてる。
焼いもも珈琲焙煎もこの付近の温度調整によって
それぞれ独特のコクと深みと濃度が感じ取れる。
SCAJ2019 の会場に入ると
すぐ右側にエチオピアのブースがありいい香りがしていた
パチパチはぜる音も心地よい
シンプルな方法で焙煎をしていた
生豆本舗さんのブースに行った
SCAJ2019の無料招待券を送ってくれたお店だ
さすがコーヒーの専門家
おいしいいコーヒーをごちそうになった。
生豆本舗さんはコーヒーの専門家なので、何か知っているかも...
コーヒーを飲みながら 聞いてみようと決めた。
そして
焼いもの香りと珈琲焙煎の香りの共通点について質問してみた
「自分は焼き芋をやっています」
「焼き芋と珈琲焙煎て共通する何かがある気がしているんです…」
すると、
あっ焼き芋も珈琲焙煎も実は同じです。
それはメイラード反応というアミノ酸と糖の化学反応なんです。
焼いもだけじゃないですよ
パンだって クッキーだって
あの独特の香ばしさは
みんなメイラード反応です。
アミノ酸の種類と糖の種類
温度や時間などさまざまな条件で違った香りになります。
えっこの方は何者か?
学者さんのような話し方で驚いた。
遅ればせながら名刺交換させていただいた。
名刺を頂き見ると社長、
しかもコーヒー鑑定士の肩書があった
焙煎士の方ならみんな知っている内容ですよ
と、笑ってた。
やはり専門家はすごい。
さっそく疑問が一つ解決してしまった。
生豆本舗の社長さんありがとうございました。
でも、コーヒー鑑定士ってなんだろ
焙煎士と何が違うんだろう
後で調べたら、コーヒー鑑定士は現在全国に32名しかいない超難関試験とわかった。
一方、焙煎士は資格ではないので、
自分で焙煎士を名乗れば焙煎士なんだって
そうなんだ…。
さて次は、
タンザニアのブースに行ってみた 。
同じキリマンジャロAAの生豆でも
お店によって色が違うのはなんで?と聞いてみたい。
ブース前のテーブルの上にはコーヒー豆とキリマンジャロコーヒーのふるさと。タンザニアと書かれたパンフレットが置いてある。
数人、椅子に座った人がいるが、日本語がわかるような人には見えなかった、現地の言葉で雑談しているような感じ。なんか声をかけにくい雰囲気。
すると日本人スタッフらしき人がすぐ目の前にいた。
ご挨拶をして質問をした。
生豆の色がお店で違うのはなんで?というちょっと失礼な内容の質問をしてみた。
すると...
ちょうど生産者の方がおりますので直接聞いてみましょう。
英語分かりますか?
驚いたし戸惑った
英語は話せないと伝えると
では私が通訳しますねと引き受けてくれ
生産者の方を呼んで質問させてくれた。
生産者の方は
タンザニアの地図を指さしながら笑顔で説明してくれた。
要約すると
タンザニアは広い、北と南でコーヒーを生産している。北と南では色が違っているという説明だった。
青色っぽい豆は地図の上側、北部で生産している
茶色っぽい豆は地図の下側、南部で生産している
生産者の方と記念撮影
タンザニアのブース前にはスペシャリティーコーヒーのサンプルが置いてあった
今回 おいしいかったもの2つ
【その1】クールコーヒー
通常のアイスコーヒーとは淹れ方が違っていた
これはとてもおいしかったので自分も作り方を真似してみようと思った
説明しながら淹れている様子を動画撮影したのでゆっくり研究したい
【その2】コーヒーのカクテル
シンガポールから来たバリスタがモナン・シロップで作ってくれたノンアルコールのコーヒーカクテルが超おいしかった。層ができて見た目も綺麗。
今日はノンアルコールだけどウイスキーを入れると合うって言ってた。
入っている材料は投入順にこんな内容
- 氷
- ラベンダーシロップ
- トニックウォーター
- 水だしコーヒ-
- チーズキャップ
- ラベンダーのつぼみ
甘味のあるもの濃度のあるものは液体の中でも重さがある。だから比重が重いものから順に入れていくと層ができるそうだ。
ブラジルのブースにあった記念撮影ができる大きな絵がかっこよかった。